多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資家との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場です。
公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場です。
高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場です。
4. TOKYO PRO Market:
TOKYO PRO Marketは、2008年の金融商品取引法改正により導入された「プロ向け市場制度」に基づき設立された市場です。市場において直接売買が行えるのは、特定投資家(いわゆる「プロ投資家」)及び非居住者に限られます。TOKYO PRO Marketでは、取引所から認定を受けたJ-Adviserが、取引所に代わって企業の上場審査や上場後のサポートを実施します。
東証のプライム市場と同様、優れた収益基盤や高い市場評価を持つ企業などが対象です.
東証のスタンダード市場と同様、安定した経営基盤が確立され、一定の市場評価がある企業などが対象です.
マザーズの改編:
東京証券取引所(東証)は、2022年4月4日に市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」に再編しました。この再編に伴い、マザーズ市場は廃止され、グロース市場がマザーズ市場の機能を引き継ぎました。
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マザーズ指数の廃止:
マザーズ市場の廃止に伴い、東証マザーズ指数も廃止されました。東証マザーズ指数は、マザーズ市場に上場している全銘柄を対象に算出した株価指数で、新興市場の動向を示す指標として算出されていましたが、2023年4月3日に算出が終了し、廃止となりました。
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東証グロース市場250指数:
東証マザーズ指数の廃止後、グロース市場の動向を示す指数として、東証グロース市場250指数が算出されています。
※市場再編により、各市場の役割が明確化され、企業や投資家にとってより分かりやすい市場構造となりました.